マイカーはどこに置こう?駐車スペース確保のための3つの方法

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新しい家づくりをご検討されている方の多くは、家本体のプランニングだけに気をとられてしまいがちです。しかし、フェンスや門扉、駐車スペースといった外構関係のプランニングも家本体と併せて考えていかなくてはなりません。とくに、つくば市周辺での家づくりをご検討されている方はマイカーを所有されている場合が多いため、駐車スペースの確保についてのご相談は頻繁にいただきます。

ここでは、マイカーを敷地内に所有しておくためのプランについて、ご紹介していきたいと思います。

1.ガレージを設ける

マイカーをまるまる格納するために、新しく建築物を設ける方法です。独立したものや、建物に組み込まれているタイプがあります。また、敷地が道路面よりも高い場合は、道路面に合わせて地下室のようにつくられる例もあります。建物の一部に組み込まれていて、シャッターやドアが取り付けられているクローズドなタイプを「ビルドインガレージ」、シャッターやドアがないオープンなタイプを「ピロティガレージ」と呼びます。

ガレージを設けるメリットは、雨や風にさらされることがないため車の維持に役立つ点、イタズラされる心配がないために防犯面で優れている点です。また、車庫としてだけではなく、日曜大工や楽器演奏のためのスペースとしてだったり、住居空間とつなげてガレージをガラス張りにしていつでも愛車をながめられるようにするなど、趣味の空間としても活用することができます。

ガレージをプランニングする場合は排気や音漏れ、ニオイ、床の防水、耐油性、断熱性、シャッターの性能などをしっかり確認しておきましょう。

2.カーポートを設置する

屋根と柱で構成された簡易的な車庫を設置する方法です。囲いのない独立型ガレージといったイメージです。ガレージに比べて平易に設置することができます。商品バリエーションも豊富で、オリジナルで造品することも可能です。

カーポートのメリットは雨や風、紫外線からマイカーを守ることに加え、壁がないため見通しがききやすくクルマの出し入れがしやすいという点です。また、玄関と接続できるところに設置しておけば雨に日に濡れずにクルマに乗車できます。

カーポートを選ぶ際はクルマの大きさや保有台数(将来保有する可能性のあるクルマも含めて)を十分に考慮する必要があります。そのうえで、屋根の支持タイプや、屋根材について検討していきます。とくにつくば市周辺は風が強い日が多いため、強風に対応できる仕様のものを選択することをおすすめします。

3.駐車スペースのみを確保する

ガレージやカーポートを設置せずに、マイカーを置けるスペースだけを確保するプラン。上記2つの方法よりも簡単に設置でき工事費も比較的安く済むのが特徴です。

余計な建物がないために敷地が広々と明るく感じられる点がメリットですが、防犯面でしっかりとした対策が必要です。伸縮式、引き戸式、跳ね上げ式といった車庫前門(カーゲート)を併せて設置しておくといいでしょう。電動リモコン式の門扉もありますので、乗車時のゲートの開閉が面倒な方にはおすすめです。

床の仕上げについては、クルマが出た後を考慮して庭と一体化するような工夫をしておくといいでしょう。タイヤがのらない部分に芝生を敷きつめ轍を設けたり、タイルやインターロッキング敷きでモザイク模様を演出する等しておくとオシャレに見えると思います。

◎ まとめ

駐車スペースを確保するため

・ガレージを設ける
・カーポートを設置する
・駐車スペースのみを確保する

という3つの方法についてご紹介しました。

どの方法をとるにしろ、日常生活における動線をしっかり考慮してプランを選ぶ必要があります。小さなお子さんがいらっしゃる場合はベビーカーが通るスペースが必要でしょうし、高齢者の方で杖や車椅子を使用している場合は、乗り降りのしやすい設計が必要となってきます。自転車やバイクをいっしょに置いておく場合や玄関アプローチを兼ねる際も、同様にスペースの確保が必要になります。

ちなみに、クルマの大きさや道路幅、駐車方法によって駐車に必要なスペースが変わってきますので、しっかりとご相談いただくようお願いいたします。

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2015.1.27